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2024.12.19

リズムが難しい?側宙のコツを徹底解説!

側宙アイキャッチ

側転よりも難易度が高い側宙ですが、できるようになるためにはいくつかのコツがあります!

本記事では側宙のやり方やコツ、練習方法を徹底解説しています。

「ブレてしまってうまくいかない」「リズムが難しい」と悩んでいる方は是非参考にしてみてください。

側宙とは?

側宙とは

側宙は正式名称を「側方宙返り」といい、「エアリアル」という呼び方もされます。

体操競技やチアなどで披露される技ですが、同じく宙返り系の技でバク宙があります。

後方にジャンプするバク宙に比べると側宙のほうが難易度は低いといえますが、正しい練習方法でないと怪我のリスクが上がってしまうため注意が必要です。

また、側宙は側転の動きを基礎にしているため、側宙を習得したい人はまず側転をマスターしている状態であることが望ましいです。

側宙は難しい?

基本的なマット運動や他のアクロバット技ができない状態で側宙に挑戦する場合は難易度が高いと感じるでしょう。

しかし、バク転や側転ができる状態であれば、練習次第で短期間での習得も十分に可能です。

側宙で難しい点は初めの踏み込みや、途中で手をつかない点、ブレやすさなどが挙げられます。

ただし、ひとつ一つの動きを理解しながら練習することによってできるようになりますので、本記事の最後に紹介している練習方法も取り入れてみてください。

側宙のコツ

側宙コツ

まずは側宙の手順とともに、それぞれのコツを紹介していきます。

側宙の手順としては以下の通りです。

  • ①片方の足で踏み切る
  • ②もう片方の足を振り上げる
  • ③手を床につかずにジャンプして側転
  • ④後に振り上げた足から順に着地

動きとしては手をつかずにジャンプしながら側転をするイメージです。

側宙のコツ|①最初のリズム

側転は足を前後にして立っている状態から手をついてそのまま技に入ることができます。

ですが、側宙では最初にジャンプを挟むので、このリズムが重要になってきます。

ジャンプをするために最初に踏み込んで最初の足を軽く曲げるという流れをリズムよくやるとうまくいきやすいです。

動画等ではじめのジャンプのリズムを確認して、スムーズに技ができるようにしましょう。

側宙のコツ|②足の振り上げ

側転でもそうですが、足を振り上げる勢いがなければうまく回転していくことができません。

側宙では回転を生むための動きが足を振り上げるところしかないため、ここが非常に重要になってきます。

途中で回転が止まって側宙が崩れてしまわないように、「勢いよく」足を振り上げることを意識しましょう。

側宙のコツ|③回転しきるための高さのあるジャンプ

側宙では側転の様に途中で手をつくことをしません。

そのため、ある程度高さが出るようにジャンプして回転をする必要があります。

前方に回転していきますが、高さを出すために上側に跳ぶような意識をしてみてください。

また、高さのあるジャンプをするために、他の技では腕を振り上げますが、側宙では腕を振り下げるとジャンプや回転の勢いがつきやすくなります。

側宙のコツ|③素早く回転

手をつかずに空中で回転を終えなくてはならないのが側宙です。

空中にいられる時間はあまり長くないので、素早く回転する必要があります。

回転の勢いをつけているのは足なので、ジャンプの前に踏み込む際には強い力で踏み込むことを意識すると早く回転することができます。

側宙のコツ④軸がブレないようにする

着地が斜めになってしまったり、倒れてしまうケースは軸がブレているのが原因です。

足を振り上げる際にまっすぐ上に上がっていないと進行方向が変わってしまうのでここを意識してみてください。

また、まっすぐに振り上げるためにはやはり勢いが必要なので、怖がらずに勢いをつけてみましょう。

側宙の練習方法5つ

側宙練習

最後に側宙を習得させるための練習方法をご紹介します。

側転からだんだんと側宙に近くなるようにしていく練習方法です。

側宙の練習方法|①側転

まずは綺麗な側転ができるようにしておきましょう。

側転で重要なのは足と手のつく位置や順番、足を振り上げる勢いなどです。

側宙につなげていくために、足を真っすぐ勢いをつけて回転し、軸がブレないように回ることが出来たら完璧です。

側転のコツや練習方法については別記事で紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。

側宙の練習方法|②早く回る側転

側転ができるようになったら、さらに勢いをつけて早く回る側転をやってみましょう。

早く回転するためには通常の側転よりもより勢いをつける必要があります。

これができるようになると側宙で手をつかなくても回転しきることができますよ。

側宙の練習方法|③ジャンプして側転

側宙の最初の踏み込みの感覚を覚えるためにジャンプする側転をやってみましょう。

やり方としては側転の最初の体勢になり、普通はそのまま技に入りますが、この練習では軽く膝を曲げて床から強く足を離して側転をしていきます。

このときにしっかり勢いをつけてジャンプすると側宙の感覚がだいぶつかめてくるかと思います。

側宙の練習方法|④片手での側転

最後に片手だけをついて側転をします。

初めに弾むようなリズムをつけて片手だけをつけて側転するのですが、不安定になりやすいので、心配な人は近くに補助の人をつけておくことをおすすめします。

最初の踏み込みが重要になってくるので、そこを意識しながら練習してみてください。

側宙の練習方法|⑤側宙を回ってみる

いよいよ側宙に挑戦していくのですが、変な手のつきかたをしてしまわないように注意しながら、柔らかいマットの上などで練習しましょう。

最初のコツは踏み込みで、リズムよくジャンプにもっていきます。

ジャンプは上の方に高く飛ぶイメージで、頭が下に来るときには腕をしっかり振り下げましょう。

そのあとは足を勢いよく振り上げて一気に回転しきります。

初めのうちは片手がついてしまっても大丈夫なので、焦らずに練習してください。

リズムが難しい?側中のコツを徹底解説まとめ

今回は側中のコツや難しい点、練習方法についてを解説しました。

基本的なマット運動ができる人や、他のアクロバット技をすでに習得している人は練習次第ですぐにできるようになります。

側宙の基本的な動作は側転がベースになっているため、側転ができる状態だと習得が早いでしょう。

練習法方法としても、側転を応用させてだんだんと側宙に近づけていくやり方がおすすめです。

宙返り系の技を初めてやる方は、手をつかない動きに少し恐怖心がでてしまいますよね。

「バク転パーソナル教室」では、元体操選手などのプロが、宙返り系の難易度の高い技も指導しています。

ここでは子供から大人まで幅広い年齢層がアクロバット技の習得に挑戦することができるため、気になった方は是非体験レッスンの申し込みをしてみてください!

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