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2025.05.29
アクロバットの技一覧!初心者でもできる簡単な技から応用技まで!
ダンスやパフォーマンスにアクロバット技を取り入れたい、そんな憧れを抱いている方も多いのではないでしょうか。
アクロバットの技は見た目のインパクトが大きく、習得すれば表現力が格段にアップします。
この記事では、初心者でも始められる簡単な基本技から観客を魅了するかっこいい上級技まで、アクロバットの技を一覧にして紹介していきます。
アクロバット技の基本知識と安全性について
アクロバット技を始める前に、まずは基本的な知識と安全対策について理解しておくことが重要です。
正しい知識を身につけることで、効率的かつ安全に技を習得することができます。
アクロバットとは?基本的な動きの種類
アクロバットとは、体操やダンス、サーカスなどで見られる身体の柔軟性や筋力、バランス感覚を活かした技の総称です。
回転系の技では側転や宙返り、バランス系では逆立ちや三点倒立、ブリッジなどが代表的です。
跳躍系ではハンドスプリングやバク転など、床や手を使って跳び上がる技があります。
これらの技は単独で行うこともできますが、組み合わせることでより美しい演技を作り上げることができ、ダンスや演劇、スポーツなどさまざまな分野で活用されています。
練習前に知っておきたい安全対策とウォーミングアップ
アクロバット技の練習には怪我のリスクが伴うため、安全対策は必須です。
少なくとも初めのうちは、十分なスペースとマットレスやクッション性のある床材が設けられているアクロバット専用施設や体操教室などで練習し、十分安全に配慮するようにしましょう。
練習の前には、軽いジョギングや関節回しなど、全身の筋肉をほぐすウォーミングアップを行い、首・肩・手首・膝・足首などの関節は入念にストレッチを行うことも大切です。
また、体調が悪い日や疲れている時は練習を控えるようにし、無理なく練習していきましょう。
【初心者向け】まずはここから!基本のアクロバット技一覧
アクロバット初心者の方は、まず簡単な基本的な技から始めることが大切です。
ここで紹介する技をしっかりとマスターすることで、より高度な技への土台を築くことができます。
側転|横方向への回転をマスターしよう
側転は横方向に回転するアクロバット技で、手と足を使って車輪のように回る動きが特徴的です。
見た目も美しく、ダンスの振り付けにもよく取り入れられる人気の技です。
側転成功のポイントは、手をつく位置とタイミングです。
前方を向き、進行方向に向かって片手ずつ床につき、手は肩幅程度に開いて指先を進行方向に向けるように設置しましょう。
しっかりと足を上に伸ばすためにも、腕の筋力や体を支える体幹トレーニングも合わせて行うようにしましょう。
ブリッジ|柔軟性と体幹を鍛える基本技
ブリッジは後ろに反った状態で手と足で体を支える技のことを指し、柔軟性と体幹の強さの両方が求められます。
仰向けに寝た状態から、膝を曲げて足裏を床につけ、手のひらを耳の横あたりの床につけた状態から腰を持ち上げ、最終的に手と足だけで体を支えます。
柔軟性が足りない場合は、日常的にストレッチを行うことが重要なので、特に肩や背中、腰の柔軟性を高めるストレッチを継続して行いましょう。
ダンスやパフォーマンスに取り入れるなら、立った状態から背中を反らせて地面に手をついてブリッジの状態になったり、ブリッジの状態から上半身を起こして立ち上がる技など、応用技もあるのでぜひ挑戦してみて下さい。
三点倒立・倒立|バランス感覚を養う逆立ち技
三点倒立は頭と両手の三点で体を支える逆立ち技で、アクロバット技を行うための基礎として習得しておきましょう。
バランス感覚と体幹の強さを養うのに最適な技であり、通常の二点での逆立ちよりも安定しやすいため初心者も取り組みやすいのが特徴です。
慣れてきたら腕だけで支える倒立にも挑戦していきましょう。
【中級者向け】レベルアップ!かっこいいアクロバット技一覧
基本技をマスターしたら、次は中級者向けの技に挑戦してみましょう。
これらの技ができるようになると、ダンスやパフォーマンスに組み込みやすく、かっこいいインパクトある表現ができるようになります。
ロンダート|側転からの発展技
ロンダートは側転の応用技で、横方向への移動から後方への回転に転換する技です。
多くのアクロバット技の助走として使われ、バク転や後方宙返りなどの後方系技術への橋渡しとなる重要な技です。
動作は側転と同じような状態から始まりますが、途中で足を揃えて着地し、後ろ向きの状態で終わります。
手をついた時点で足を揃え始め、着地の瞬間には両足を揃えて後ろ向きになります。
動作に慣れてきたら、ステップを踏んで助走をつけた状態からロンダートを行い、バク転や後方宙返りにもつなげる練習もしましょう。
ハンドスプリング|手をついて跳ぶダイナミック技
ハンドスプリングは手をついて跳び上がるダイナミックな技で、助走をつけて両手を床につき、足を大きく振り上げて前方に跳ぶ技です。
手をついた瞬間に肩を前に出し、足の振り上げと連動して体全体を前に押し出すことがポイントです。
バランス力・柔軟性・体幹などの能力が必要になるため、トレーニングと合わせて練習するようにしましょう。
バク転|憧れの後方回転技をマスター
バク転は多くの人が憧れるアクロバット技の代表格で、後方に手をついて回転する技です。
立った状態から後方に跳びながら手をついて回転し、再び立った状態で着地します。
練習では、まずブリッジから立ち上がる動作を繰り返し行い、後方への感覚と必要な筋力を身につけることから始めましょう。
バク転は、身体を回転させる脚力と体を支える腕力、体を起こす体幹力と瞬発力が大切なアクロバット技です。
前方宙返り・後方宙返り|空中での回転技に挑戦
宙返りは、手を使わずに空中で一回転する技で、アクロバット技の中でも注目度が高い技です。
前方宙返りは前方に跳び上がりながら空中で前回転を行う技で、膝を胸に引きつけて体を丸めることで回転力を生み出します。
後方宙返りでは後ろ方向へ飛びながら体をそらして宙返りする技で、前宙よりも難易度が高いとされています。
飛びながら後ろ回転するため、高いジャンプ力と空中での身体制御が必要になります。
【上級者向け】観客を魅了する高難度アクロバット技一覧
中級技を習得できたら、いよいよ上級者向けの高難度技に挑戦です。
これらの技は見た目のインパクトが大きく、観客を魅了する圧倒的なパフォーマンスを可能にします。
トーマス|床での回転技の代表格
トーマス(トーマスフレア)は床に手をついて足を大きく回転させる技で、ブレイクダンスの代表的な技としても知られています。
本来は体操のあん馬で使われる技でしたが、床でも行うことができるため、ブレイクダンスに取り入れられるようになりました。
両手で体を支えながら、足を水平に保って円を描くように回転させるので、強い上半身の筋力と体幹の安定性が必要です。
ウィンドミル|ブレイクダンスでも人気の技
ウィンドミルは背中や肩を床につけて体を回転させる技で、風車のような動きからその名前がついています。
背中を床に滑らせながら足と腕の反動を使って体を水平に回転させる技で、ブレイクダンスの代表的な技として親しまれています。
難易度がかなり高く、未経験者がウィンドミルを習得するまで半年以上はかかると言われているので、根気強く練習する必要があるでしょう。
宙返りひねり|空中での複合技
宙返りひねりは体操競技の技で、通常の宙返りをしながらひねりを加えた高難度技の一つです。
空中で前後の回転と横方向のひねりを同時に行うため、高い技術力と空間認識能力が求められます。
体操競技やフリーランニングで見られる技で、パフォーマンスレベルを大きく向上させることができます。
連続技|複数の技を組み合わせたコンビネーション
連続技とは、複数のアクロバット技を連続して行うことで演技に流れと迫力を生む技です。
代表的な連続技には、ロンダート→バク転や、ロンダート→後方宙返りの組み合わせなどがあります。
各技の着地が次の技の助走になるため、着地技術とタイミングが非常に重要です。
アクロバット技の習得なら専門教室がおすすめ!
アクロバット技を安全かつ効率的に習得するには、専門教室でのプロ指導が最も効果的です。
独学では限界があるため、専門的な指導を受けることで確実にレベルアップできます。
独学では難しい理由とプロ指導のメリット
アクロバット技の独学には多くの困難とリスクが伴います。
正しいフォームを知らずに練習すると怪我のリスクが高まり、誤った動作を覚えると後から修正するのが難しいためです。
プロの指導では、自身の体力や技術レベルに応じた適切な練習メニューをもとに、安全で効率的にサポートを受けることができます。
さらに、技術的なアドバイスだけでなく、メンタル面でのサポートも受けることが可能となるでしょう。
バク転パーソナル教室などの専門スクールの特徴
バク転パーソナル教室をはじめとする専門スクールでは、個人のレベルと目標に合わせたマンツーマン指導が受けられます。
適切なマットや補助器具が完備されており、怪我のリスクを最小限に抑えながら練習できます。
初心者向けから上級者向けまで幅広いレベルに対応したプログラムを用意しており、自分のレベルに合ったクラスで学ぶことで、無理なく確実にステップアップできます。
教室選びのポイントと通うメリット
専門スクールを選ぶ際には、指導者の資格や経験が重要なポイントです。
経験豊富な講師であれば、生徒がつまずいたときにも、一人ひとりに寄り添った適格なアドバイスを提供してくれます。
また、施設の広さや安全性も教室選びのポイントです。
適切な広さが設けられていたり、安全な設備が整っている教室であれば、効果的かつ快適な練習を行うことができます。
バク転パーソナル教室などの専門スクールであれば、スキルの高い講師のもと、充実した設備の中で確実にステップアップできるでしょう。
まとめ|アクロバット技で表現力をアップさせよう
アクロバット技は、基本的な側転やブリッジから始まり、段階的に習得していくことで誰でも身につけることができます。
初心者の方は無理をせず、まずは基礎となる技から始めて、段階的にレベルアップしていきましょう。
中級者レベルのロンダートやバク転ができるようになると、ダンスやパフォーマンスでの表現力が格段に向上し、さらに上級者レベルの宙返りひねりや連続技をマスターすれば、観客を魅了する圧倒的なパフォーマンスが可能になります。
ただし、アクロバット技の習得には正しい指導と安全な環境が不可欠で、独学では限界があり怪我のリスクも高くなるため、専門スクールでプロの指導を受けることを強くおすすめします。
アクロバット技を身につけることで、ダンスや演技での表現の幅が大きく広がり、新たな自分を発見することができるでしょう。