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2024.12.12
バク宙のやり方を徹底解説!コツや練習方法とは?
バク宙は難しいと思われがちですが、恐怖心を克服して正しく練習すればできるようになる技です。
本記事ではバク宙のやり方やコツ、練習方法を徹底解説しています!
「バク宙って難しそうだけどどうやって練習すればいいんだろう…」と悩んでいる方は是非参考にしてみてくださいね!
バク宙ってどんな技?
バク宙の正式名称は「後方宙返り」といい、直立姿勢から後ろに向かってジャンプし、宙返りをしてから着地をする技です。
バク宙と呼ばれている理由は、「バック宙返り」を略しているところからきているためです。
バク宙は空中でしっかり回転する勢いと筋力、さらに高く上に跳ぶという点が重要になってきます。
また、バク転などと同様で、どうしても恐怖心を抱いてしまうという点が難しいところで、ここを練習しながら克服していくというのもポイントになってきます。
バク宙をマスターするにはまずバク転をできるようにしよう
バク宙もバク転も後ろにジャンプする必要があります。
しかし、バク転は途中で一度手を床につきますが、バク宙では手を途中でつきません。
そのため、まずは後ろにジャンプする筋力をつけること、感覚を掴んで恐怖心を克服するためにバク転を先にマスターした方が良いのです。
バク転では次のような動きをしていきます。
- ①腕を上から降ろして膝を曲げる
- ②腕を上に振り上げる
- ③後ろに向かってジャンプ
- ④肘をまっすぐにマットに手をつける
- ⑤マットを押し返して着地
宙返りをする点以外はバク転とバク宙は似た動きが多いので、特に初めに勢いをつけるところを意識してバク転をマスターしましょう。
また、バク転のやり方やコツは別の記事で紹介していますので参考にしてみてください。
バク宙のやり方とコツ
早速ここではバク宙のやり方をコツとともに解説していきます。
バク宙の手順は大きく分けて4ステップです。
バク宙のやり方|ステップ①腕を後ろに下げながら膝を曲げる
初めの動きでは勢いをつけてジャンプに備えていきます。
立っている状態で両腕を一度後方に下げ、このときに一緒に膝も曲げていきましょう。
膝はジャンプをする際のばねにするために曲げるので、しゃがむほど強く曲げる必要はありません。
また、このときのポイントとしてバク転の時よりも前傾姿勢になるようにすると次の動きにスムーズにつながります。
バク宙のやり方|ステップ②腕を振り上げながらまっすぐ上にジャンプ
軽く膝を曲げて両腕を後ろにもっていっている状態から、今度は腕を勢いよく上に振り上げます。
このときの腕の振り上げの勢いは大事なので、怖がらずにしっかりとやりましょう。
続いてジャンプをしていくのですが、このときにバク転の様に後方の遠くに向かってジャンプするのではなく、真上にジャンプをするのがポイントです。
全身の筋肉をしっかり使ってなるべく高く跳ぶイメージを持ってください。
この後後ろにジャンプをするので、若干身体が後へ傾きますが、足は最後まで上に向かって行くようにします。
さらに、この後に身体を丸めるので、顎が上に上がらないように前を向いておくと良いです。
バク宙のやり方|ステップ③両膝を抱える
後ろへジャンプをしたら、床と身体が平行になるタイミングで膝を抱え込みます。
このときのポイントは、なるべく身体を丸めて小さくすることです。
身体を丸めて小さくすると回転しやすくなるので、この点はしっかり意識してください。
腹筋を使ってしっかり足を胸にひきつけるようにしましょう。
バク宙のやり方|ステップ④地面が見えたら膝から腕を離して着地
身体を空中で丸めて回転する事ができたら着地の準備をしていきます。
1回転して床が見えてきますが、このタイミングで両膝を離して足を下ろしていきます。
タイミングがずれてしまったり気を抜くと怪我をしやすい動きなので、十分に気を付けてください。
両足が床についたら、衝撃をしっかり吸収するために膝とつま先をクッションにします。
バク宙の練習方法
続いてはバク宙の練習方法をご紹介していきます。
初めからバク宙をやるのではなく、動作を分けて一つ一つ練習すると感覚がつかみやすくなっていきます。
動きやすい服装で、必ず安全な場所で練習を行ってください。
バク宙の練習方法|①高くジャンプする練習
まずは高く上へジャンプができるように練習しましょう。
バク宙のやり方の説明で最初に紹介したように、後ろに両腕を持っていきながら軽く膝を曲げ、腕を思い切り振り上げて真上にジャンプします。
この練習の際には「腕を思い切り振り上げて真上に跳ぶ」、「顔は前を見ている」、「とにかく高く跳ぶ」という3点がポイントです。
この練習をするとジャンプを高く跳ぶことができるようになり、ジャンプに必要な筋力も鍛えることができます。
バク宙の練習方法|②身体を小さく抱え込む練習
バク宙の際にはジャンプをしてから身体を小さく丸めて抱え込み、回転します。
足をしっかり胸に引き寄せて身体を小さくすることができるようになると回転しやすくなります。
まず立った状態からジャンプし、素早く膝を胸に引き寄せて膝にタッチする練習をしましょう。
「なるべく早く小さく丸まること」、「前のめりにならず真上にジャンプする」ことを意識し、膝を顔にぶつけてしまわないように注意してください。
これができたら次は仰向けになり、手を上にあげて足を伸ばした状態になります。
そこから腰を上げて両足を引き寄せ、胸まで両ひざがきたらもも裏をタッチして空中で抱え込む姿勢の練習をします。
このときにもなるべく身体を小さく、素早くのポイントをおさえましょう。
バク宙の練習方法|③背落ちジャンプの練習
ジャンプから宙返りまでの動作を練習します。
背落ちジャンプは背中で着地を行うため、マットは腰よりやや高いくらいまで高さを出しておきましょう。
やり方は、①と②の動きを繋げてやり、背中でマットに着地をしていきます。
立った状態から腕を思い切り上に振り上げてジャンプし、身体が床と平行になったあたりで膝を胸に引き寄せましょう。
着地姿勢は膝が曲がって腕は上に上がっている状態になります。
ポイントとしては「前を見ること」、「腕を上まで振り上げてから抱え込む」、「抱え込みはなるべく小さく」の3つです。
バク宙の練習方法|④補助をつけてのバク宙
①~③までの動きを練習してできるようになったら実際に回ってみましょう。
「前を見て真上にジャンプする」、「素早く身体を抱える」、「身体を開いて着地」の3つのポイントを意識しながらやってみてください。
補助のやり方は、片手でバク宙をする人の腰をつかみ、ジャンプの際に高く上に跳ぶようにします。
もう片方の手はもも裏に置き、回転をスムーズにできるようにしてあげます。
このときに頭を打ってしまわないように1回転でとどまれるよう加減するのがコツです。
補助はけが防止のためにも非常に大事な役割なので、バク宙のコツや動きを動画等でしっかり理解してから行うようにしましょう。
バク宙のやり方を徹底解説!コツや練習方法まとめ
今回はバク宙のやり方やコツ、練習方法について解説しました。
バク宙はバク転と少し似ており、恐怖心を克服する点が大事です。
また、バク宙をマスターするにはまずバク転ができるようになってからが良いでしょう。
バク転ができるようになり、後ろへ回転することへの恐怖がなくなれば、バク宙はできるようになります。
ポイントをおさえながら安全な環境で何度も練習していくことが大切です。
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