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「子供が猫背で困っている」

「子供の集中力が長く続かない」

そのようなお悩みの方は、子供向けの体幹トレーニングをさせてみてはいかがでしょうか？

体幹トレーニングで子供の頃から体幹を鍛えることで、綺麗な姿勢になるのはもちろん、運動神経が良くなったり、深い集中力を手に入れることができます。

この記事では子供向け体幹トレーニングを、幼稚園児～小学生向けなど年代・レベル別にそれぞれご紹介していくので、ぜひ最後までお読みください！

子供の体幹はどのくらい？トレーニングの前にチェック

子供のレベルに合わない体幹トレーニングを行っても効果がありません。

子供の体は成長段階で筋肉や骨などは未発達のため、負荷をかけすぎると大ケガや故障に繋がる可能性もあります。

無理なくトレーニングするためにも、今、お子様の体幹がどの程度のレベルなのか、体幹トレーニングを行う前にチェックしておきましょう。

しゃがみこみ

ある程度の体幹がないと、「しゃがみこみ」ができません。

両手を前に伸ばし、踵を地面につけたままバランスを崩さずにしゃがみこめるかチェックしてみましょう。

また、バランスを崩さずにしゃがみこむのも大切ですが、一定時間姿勢をキープしたら、そのまま立ち上がれるかも大切です。

しゃがみこみの手順を以下にまとめました。

1. 足を肩幅と同じくらい広げる
2. 両手を前に伸ばす
3. 踵が地面から浮かないようにしゃがみ込む
4. 10秒間キープして、立ち上がる

片足バランス

片足バランスも、子供の体幹をチェックするのに効果的な方法です。

上半身がぐらつく・バランスが保てずにその場から動いてしまうと体幹が弱い可能性があります。

片足バランスの手順は以下の通りです。

1. 両手を横に広げる
2. ももが地面と平行になるように片足を上げる
3. 20～30秒ほどキープ
4. 反対側の足も同様に行う

幼稚園児でもできる！子供向け体幹トレーニング4選

ここからは3～5歳の幼稚園児でもできる簡単な子供向け体幹トレーニングをご紹介していきます。

遊び感覚で室内外どちらでも取り組めるトレーニングとなっているので、ぜひ子供と遊びながら試してみてください。

けんけんぱ

けんけんぱは園庭や公園などの外で遊びながらできる子供向けの体幹トレーニングです。

バランスを保ちながら片足でジャンプすることで、体幹を鍛えることができます。

慣れてきたら丸と丸の距離を離したり、丸の大きさを小さくするなど少し変えてみるのがおすすめで、難易度が上がることで飽きずに続けられますよ。

1. 地面に丸を並べて描く
2. 着地する時は丸の中に入るように、片足で跳びながら進む
3. 丸が1つの時は片足で跳び、2つの時は両足で跳ぶ

クモ歩き

クモ歩きはバランスを保ちながら前に進むことで体幹を鍛えることができるトレーニングです。

常に背中が真っすぐになるように、お腹を引き締めながら進むのがポイントとなります。

クモ歩きの手順は以下の通りです。

1. 手と膝を地面につけて四つん這いになり、顔は前を向く
2. 片手とその反対側の足を前に出す
3. 動かしていない手足を同じように前に出す
4. 交互に手と足を前に出しながら進む

木登りごっこ

木登りごっこは親子で一緒に行う体幹トレーニングです。

親を木に見立てて登ることで全身の筋肉を使うことができる上に、子供とコミュニケーションがとれるトレーニングでもあります。

親はしっかりとバランスを保ちながら立ち、子供が落ちないように注意しましょう。

木登りごっこの手順を以下にまとめました。

1. 親は足を広げバランスが崩れないようにしっかり立つ
2. 子供は親を木に見立てて体を登る

お尻歩き

お尻歩きは、座った状態のまま足を使わずにお尻の力で歩く体幹トレーニングです。

お尻からお腹周りの筋肉を鍛えることができるトレーニングで、普段の生活ではあまり使わない筋肉を使うため、高い効果も期待できます。

お尻歩きの手順は以下の通りです。

1. 背筋を伸ばしながら地面に座り、両足を前に出す
2. 肘を振りながら足を少しだけ浮かせ、お尻の力で前に進む
3. ある程度前に進んだら、同じ要領で後ろに戻る

小学生におすすめ！子供向け体幹トレーニング3選

ここからご紹介するのは6～12歳の小学生におすすめの子供向け体幹トレーニング3選です。

小学生の中でも9～12歳の頃はゴールデンエイジと呼ばれ、神経系が特に発達するため、体幹トレーニングに最も適している時期だと言われています。

これからご紹介する体幹トレーニングを小学生のうちに行うことで、遊びの感覚で楽しみながら運動神経を伸ばすことができますよ。

ツイスターゲーム

パーティーなどでよく見かけるツイスターゲームは、カラフルなタオルやフープがあれば、自宅で手軽に行うことができます。

不安定な姿勢から様々な場所に手足を伸ばすことで体幹だけでなく柔軟性も鍛えられますが、無理をすると体を痛めてしまう可能性もあるので、注意が必要です。

ツイスターゲームの手順は以下の通りです。

1. 何種類かの色のタオル（またはフープ）を床に置く
2. 指示役とプレイヤー役に分かれる
3. 指示役はプレイヤー役に手足をどの色のタオルの上に置くか声に出す（例：左足を黄色の上）
4. プレイヤーは地面に体がつかないように気をつけながら指示通りに動く
5. 3～4を繰り返す

ボール歩き

ボール歩きは友達と2人で行う体幹トレーニングで、体幹の他に普段使うことのない背中の感覚や協調性を養うこともできます。

ボール歩きを行う際は、周囲に人や障害物がないか確認してから行いましょう。

ボール歩きの手順は以下にまとめました。

1. 2人で背中合わせになり、間にボールをはさむ
2. ボールを落とさないように、中腰になる
3. その姿勢のまま横歩きで進む

雑巾がけ

小学校の掃除の時間で行われる雑巾がけも体幹を鍛える立派なトレーニングです。

フォームを崩さずに雑巾がけを行うことで、体幹や柔軟性、体力を鍛えることができます。

自宅で行えば、家の掃除もできて一石二鳥ですね。

1. 床に雑巾を置き、しゃがみこむ
2. 両手を雑巾の上に置き、お尻を引き上げる
3. その姿勢を崩さずに前に進む

慣れてきたら挑戦！子供向け体幹トレーニング3選

ある程度体幹が鍛えられている子供や、小学生上級生の子供に向けた体幹トレーニングをまとめました。

ここまでご紹介した子供向け体幹トレーニングに物足りなさを感じている方は、これからご紹介する体幹トレーニングをぜひ試してみてください。

手押し車

手押し車は体幹に効果的な子供向けトレーニングですが、行うのにはある程度の体幹が必要です。

前に進むのが難しくても、その体勢を維持するだけで体幹が鍛えられるので、無理せず子供のペースに合わせながら行ってみてください。

手押し車の手順は以下の通りです。

1. 子供は腕立て伏せの姿勢になる
2. 親は子供の両足首を持ち、腰やももの両側につけるように持ち上げる
3. その体勢のままゆっくり前に進む

腕立ての姿勢で物の移動

こちらの体幹トレーニングは、両足と片手で体を支える必要があるため、子供にとってかなり難易度が高い体幹トレーニングになります。

バランスを崩すと顔を床にぶつけてしまう危険もあるので、難しいと感じたら両膝を床につけて、負荷を軽くした状態で行うのがおすすめです。

「腕立ての姿勢で物の移動」の手順は以下の通りです。

1. 玩具やぬいぐるみなど、動かしやすい物を床に置く
2. 腕立て伏せの最初の姿勢になる
3. そのまま片手で物を右から左へ移動させる

足でボールキャッチ

足でボールキャッチは、親子や友達と行う子供向け体幹トレーニングです。

足を使ってボールを操作することで、体幹を鍛えるのと同時にボディコントロール能力も鍛えられるトレーニングとなっています。

慣れてきたらボールを投げる速度を上げたり、距離を長くするなどして、難易度を調節しながら行いましょう。

足でボールキャッチの手順を以下にまとめました。

1. 手を浮かせてお尻でバランスを取りながら床に座る
2. ボールを投げてもらう
3. バランスを崩さないように両足でキャッチする
4. そのまま両足でボールを投げ返す

子供向け体幹トレーニング10選｜まとめ

この記事では子供向けの体幹トレーニング10選をご紹介してきました。

子供の頃から体幹を鍛えることで、運動神経や集中力を鍛えることができます。

ある程度体幹を鍛えてトレーニングに物足りなくなったというお子様は、アクロバットにも挑戦してみてはいかがでしょうか？

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